無外如大尼大和尚生誕八百年記念出版

【近日出版予定】

  無外如大尼 生涯と伝承 ー中近世の女性と仏教ー

  Mugai Nyodai: The Woman Who Opened Zen Gates

尼門跡寺院の歴史にとり、無外如大禅尼は大変重要な尼僧である。無外如大禅尼(1223−1298)は鎌倉時代後期の臨済宗の高僧で、令和5年(2023)に生誕800年を迎える。鎌倉時代の景愛寺の開山であり、その法灯を尼門跡寺院 大聖寺、寶鏡寺、寳慈院が継いでいる。
これらの寺院だけでなく、後世の尼僧たちに多大な影響を与えた無外如大禅尼の残した遺徳を今後も後世に伝える必要があると考えプロジェクトを立ち上げた。無外如大禅尼については、何世紀にもわたり定期的に行われた遠忌によっても遺徳が継承されてきたが、歴史的な人物としては充分に理解されておらず、2023年の如大生誕800年を機に、無外如大禅尼とゆかりの眞如寺や松見寺などを含む調査研究をさらに進め、無外如大禅尼について現存する資料や語録を中心にまとめた資料集(日英)の出版などを計画している。



【過去のお知らせ】

テレビ番組のご案内
「京都浪漫」相国寺承天閣美術館「女性と仏教」テーマ  
令和5年6月4日(日)18日(日)21:00〜 KBS京都
令和5年6月5日(月)19日(月)20:00〜  BS11

https://www.kbs-kyoto.co.jp/tv/kyotoroman/entry/0123.htm

相国寺「無外如大尼生誕八百年記念 女性と仏教」展 関連イベント

記念シンポジウム

2023年6月11日(日)14時〜

相国寺承天閣美術館2階講堂(開場13:30)

無外如大尼生誕八百年記念 相国寺承天閣美術館